立川志らく　松本人志叩く風潮を嘆く「思いやるだけでＮＧ」「集団リンチしている」

　落語家の立川志らくが16日、自身のYouTubeチャンネルで、8日に活動休止を発表したダウンタウンの松本人志について語った。

　志らくは「今は松本人志を思いやるだけでNGみたいな雰囲気になっている。セカンドレイプだと言われる」と指摘した上で「今回の問題をジャニーズ事務所のことと並べるような意見もあるが、これは違う。あれは被害者の会が立ち上がって、事務所も認めた。今回は本人も、吉本興業も認めていない。なので現時点では五分五分。疑惑の段階で黒として叩かれるのはどうなのか」と疑問の声をあげた。

　続けて「黒だったら軽蔑すればいいし、抹殺されるのは仕方ない。でも白だったら誰が責任を取るのか」と疑問を投げかけた上で「もちろん、被害者とされる女性の人権を守るのは大事。でも一方で今の段階で松っちゃんを集団リンチしているのはおかしい」と持論を展開した。

　またネットの中の現状について「松本人志と女性側の両方への批判が出ている」と松本と、告発した女性たち双方への批判合戦が展開されていることを嘆いた

　その上で芸人に対して「今までどれだけ松っちゃんに世話になったのか。『信じています』と応援してあげてもいいのでは。公の場では無理でも手紙とかメールで応援してあげてほしい」と訴えた。
　
　さらに過去ビートたけしや勝新太郎が問題を起こした後に記者会見を行い、一般的には叩かれたものの、芸人たちの評価を上げた例をあげ「9割は叩かれるだろうけど、堂々と会見で話せばいい。それが後々伝説になるかもしれない。松本人志はそれくらいのクラスの芸人ですよ」と提言している。