日本ハム本拠地移転で収益悪化の「札幌ドーム」命名権を公募…年間2.5億円以上 起死回生策となるか 市民「買う人はいないと思います」
日本ハム本拠地移転で収益悪化の「札幌ドーム」命名権を公募…年間2.5億円以上 起死回生策となるか 市民「買う人はいないと思います」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1705200947/
「札幌ドーム」に愛称をつける権利、ネーミングライツの公募。
希望条件は年間2億5000万円以上で、契約期間は2年から4年。
愛称に「ドーム」という言葉を含めることとなっている。
募集期間は2月29日までだ。
「札幌市民や北海道民の大事な施設であることは間違いないので、その価値を上げていきたい。いろいろな形で収益をあげていく必要があり、ネーミングライツを公募した」(札幌ドーム 吉田 圭吾 専務)
「札幌ドーム」の収益の悪化 起死回生策となるか
早ければ2024年4月から、新しい施設名に生まれ変わる「札幌ドーム」。
この試みに札幌市民は。
「(命名権を)買う人はいないと思います。長期的なビジョンがない気がする」(札幌市民)
「命名権を売るよりは、もう少し直すべきところがあると思います。大きいものを見込めないなら、思いきって切り替えないと難しいと思います」(札幌市民)
「だったらファイターズに売れば良かったのに。今さら言っても遅いですけれど」(札幌市民)
今回のネーミングライツ公募の背景には「札幌ドーム」の収益の悪化がある。
2001年の開業以来、野球やサッカーなどのスポーツをはじめ、展示会や見本市などの大規模イベントが開催されてきた。
しかし2023年にプロ野球の「北海道日本ハムファイターズ」が北広島市へ本拠地を移転し、「札幌ドーム」は収入の約3割を失った。
2023年度に想定していた赤字は約3億円だが。
「単年度の黒字転換を目標に進めている。約3億円の赤字が膨らむことはないという断言は難しいが、それなりの努力はしていきたい」(札幌ドーム 吉田 専務)
2023年から約10億円をかけ「新モード」の活用を進めてきた。
アリーナを暗幕で仕切り、2万人程の中規模コンサートに対応するというものだ。
2023年9月には札幌市などとの共催で「ラグビーワールドカップ」のパブリックビューイングを無料で開催し、「新モード」をお披露目した。
しかし、民間からの応募はいまだゼロだ。(1月10日現在)
その他にも、2023年5月には敷地内にスケートボードのコースを設置。
10月までの期間中に1000人以上が利用した。
さらに、サッカーの「北海道コンサドーレ札幌」や、バスケットの「レバンガ北海道」と連携協定を締結。
「札幌ドーム」周辺の活性化や、スポーツによる街づくりに共同で取り組むことを明らかにした。
「プロスポーツを中心とし、さまざまなにぎわいを札幌ドームを中心に作っていきたい」(札幌市 秋元 克広 市長)
冬の間、雪に閉ざされる北海道において、季節や天候を問わずさまざまなイベントを開催できることが強みの「札幌ドーム」。
民間業者とタッグを組むことで、魅力的な施設として再生することができるのだろうか。
北海道文化放送 1/12(金) 17:32配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6e1b2d232172b3d07858e4a63b6399ad8ddcd3f