玉川氏「保守というよりも右翼と言ったほうが分かりやすい。特に皇室、憲法改正、家族制度」
玉川氏「保守というよりも右翼と言ったほうが分かりやすい。特に皇室、憲法改正、家族制度」
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が21日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」で、
自民党と日本維新の会による連立政権合意書について持論を述べた。玉川氏は「公明党と連立していた時には決して入らなかった要素が満載。
保守というより“右翼”のオンパレードになっている」と指摘。
特に「皇室・憲法改正・家族制度」が強く打ち出されている点を問題視した。維新の提言に沿う形で「集団的自衛権の全面容認」や「国防軍保持」が盛り込まれている可能性にも言及し、
「公明党は平和の党としてブレーキ役を果たしていたが、それが外れた」と懸念を示した。また玉川氏は「ナショナリズム的要素が随所に見られる。外国人政策や家族観まで盛り込まれ、
保守ではなく“右翼的国家主義”の色合いが濃い」とまとめた。
・玉川徹氏、自民×維新の合意書を「右翼的文書」と批判。
・皇室・憲法改正・家族制度など“右派要素”満載と指摘。
・公明党離脱で「ブレーキ役が外れた」と懸念。
・維新との連立でナショナリズムが強まったとの見方。
玉川氏の発言は、メディア内でも意見が分かれる「高市・維新連立」の評価を象徴している。
公明党が離脱したことで、連立の理念は“安定と調和”から“改革と国家主義”へと軸足を移した。
現政権が推進する憲法改正や防衛強化は、国際的には主権国家の自立を目指す動きと受け取られるが、
国内では「右傾化」と「自主防衛」のどちらに映るかで世論が割れる構図だ。
政策文書の言葉一つひとつが、今後の政権の方向性を占う試金石となる。
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