【悲報】市役所がギネス認定証とともに展示した花火写真、1件のクレームで撤去 写真家「市の依頼でボランティアで撮影したのに納得いかない」

【悲報】市役所がギネス認定証とともに展示した花火写真、1件のクレームで撤去 写真家「市の依頼でボランティアで撮影したのに納得いかない」

千葉県市川市で開催された「市民納涼花火大会」が、
8月に「最も高い山型の仕掛け花火」としてギネス世界記録に認定。
市はこの快挙を祝して、市役所に認定証とともに花火の写真を展示した。

ところが展示開始翌日、市民1人から「写真家の宣伝につながる」とのクレームが寄せられ、
市はわずか1日で写真を撤去。認定証のみを残した。

撮影した白井俊一郎氏(53)は、市の依頼でボランティア撮影を行い、
写真も無償提供していた。「納得できない」と憤っており、
市には「なぜ撤去したのか」という抗議が相次いでいる。

市側は「展示の目的は認定証。誰かが不快に思った以上、差し替えが妥当と判断した」と説明した。

■要約


・市川市の花火大会がギネス認定を受け、市役所で写真を展示。
・「写真家の宣伝になる」とのクレーム1件で撤去。
・撮影者はボランティア提供、「納得できない」と反発。
・市には撤去を疑問視する声も寄せられている。

■解説


クレーム1件で公共展示が取り下げられる――日本の「過剰配慮文化」を象徴する一件。
行政は公平性を重視するあまり、創作者の功労や公共の利益を後退させた。

ボランティア提供の写真まで“宣伝扱い”する判断には、
市民の多くが首をかしげている。安全策が美徳とされる空気の中で、
「誰のための展示なのか」という問いが静かに突きつけられている。


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