【悲報】一部自治会から不満「こっちは入会して設置費用を負担しているのに、入会せずにゴミを捨てるのは不公平だ」市「非加入を理由に利用を拒めない」
【悲報】一部自治会から不満「こっちは入会して設置費用を負担しているのに、入会せずにゴミを捨てるのは不公平だ」市「非加入を理由に利用を拒めない」
長野県上田市で、ごみ集積所を巡る“自治会トラブル”が深刻化している。
集積所の設置費を負担している自治会員の一部が、負担していない非加入者も
無料で利用している現状に不満を募らせており、市に対策を求めた。
上田市自治会連合会は「40〜50万円を投じて設置している地域もある。
非加入者に使わせたくないというのが本音」と訴える。
市は「利用拒否はできないが、非加入者向けの集積所を試験的に設ける」と説明した。
■要約
上田市で、自治会が設置費を負担するごみ集積所を非加入者も使うことへの不公平感が噴出。
市は法的には利用制限できないとしつつ、モデル地区で“非加入者専用集積所”を試行する方針。
分別違反や不法投棄の対応にも悩む現場の声が上がっている。
■解説
自治会の加入率低下と行政サービスの境界線が、全国各地で問題化している。
ごみ集積所は「地域共同体の象徴」とされてきたが、
住民の流動化や価値観の変化で“公共か私物か”の線引きが曖昧になりつつある。
市が非加入者用の集積所を分ける動きは前例が少なく、
今後の自治制度の在り方を問う実験的な試みになりそうだ。
費用負担の公平性と地域の一体感、その両立は容易ではない。






