【速報】日銀委員 「日本は利上げすべき局面に来た」電車が止まる可能性※利上げは借金が高くなって、物価が落ち着く
【速報】日銀委員 「日本は利上げすべき局面に来た」電車が止まる可能性※利上げは借金が高くなって、物価が落ち着く
日本銀行の田村直樹審議委員は16日、沖縄県での講演で、物価上昇が想定を上回るリスクが高まっており、
「利上げを判断するべき局面に来ている」と発言した。
将来の急激な金利上昇による経済ショックを避けるため、「中立金利にもう少し近づけておくべき」と述べた。
また、日銀が目標とする2%の物価安定達成時期について、「前倒しの可能性も十分ある」と言及。
物価高が長期化する中で、預金者の実質目減りを防ぐ観点からも利上げの必要性を強調した。
■要約
日銀の田村委員が「利上げに踏み切る時期が来た」と発言。
物価上昇の勢いが続くなか、低金利の長期化で経済リスクが膨らんでいると指摘した。
利上げの遅れが「ビハインド・ザ・カーブ」となれば急激な金利引き上げに追い込まれ、
経済への衝撃が大きくなると警戒を示した。
■解説
日銀内部で「出口戦略」を意識した発言が増えつつある。
植田総裁は依然として慎重姿勢を崩していないが、委員クラスからの“利上げシグナル”は鮮明になってきた。
政府が物価高対策を続ける一方で、金融面では正常化圧力が高まる構図。
家計の実質金利を回復させる動きとしては歓迎されるが、
住宅ローンや企業債務への影響は避けられず、景気との綱引きが続く。
いよいよ「ゼロ金利脱出」へ、政策転換の地ならしが始まった。




