国勢調査員「もう限界…日本人相手に聞き取り調査をするのは無理」
国勢調査員「もう限界…日本人相手に聞き取り調査をするのは無理」
転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1758242881/

https://news.yahoo.co.jp/articles/e18c1e78beb929468218bc91d848abc7ff23c0d5
千葉県の自営業の男性(55)は、5年前に調査員を務めた国勢調査で浴びせられた言葉を苦々しく振り返った後に語った。
「頼まれても次はやりたくないよ。メンタル擦り減るから」
国勢調査は今年、再び調査年を迎え、20日から調査票の配布が始まる。
だが、「国の最も重要な統計」と称される国勢調査も、近年は調査票を提出しない人が増えており、1世紀以上の歴史のなかで岐路を迎えている。
冒頭でぼやいた元調査員の男性は、住んでいる地域の自治会長に頼まれ、軽い気持ちで引き受けた。
担当は近所の約100軒。民家やアパートのインターホンを押し、国勢調査の調査員であることを伝え、相手の氏名を確認してから、郵便受けに資料一式を投函(とうかん)した。
不在の場合は時間を変えて再訪して接触を試み、担当した全員と対面またはインターホン越しに接触できた。
担当地区の回答状況はインターネットから確認できるため、未回答の世帯には後日、督促の紙を出した。
<国勢調査員の身分は、総務大臣に任命される非常勤の国家公務員です>
大半の人は「ご苦労様です」と粛々と応対してくれた一方で、総務省統計局が特設サイトでうたう、「身分」の重みを全く感じられない場面も多かった。
「こんな忙しい時間に来るなよ」「なんで答えなきゃいけないの」と反発されることもあった。
インターホンのカメラ越しに調査員証やバッグを見せても「そんなの信用できない」と一蹴され、若い住民からは「なんでうちが選ばれたんですか」と返答された。
リフォーム詐欺や宗教まがいの勧誘などと思われている印象だったが、そもそも国勢調査を理解していない人が多いと肌で感じた。

