【ソフトバンク】逆風の山川穂高に「睡眠不良」の悩み 球団は行き過ぎた〝社会的制裁〟を危惧
【ソフトバンク】逆風の山川穂高に「睡眠不良」の悩み 球団は行き過ぎた〝社会的制裁〟を危惧
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1703108832/
【写真】会見で頭を下げる山川穂高
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19日に行われた1時間近くに及ぶ入団会見で、山川は終始一貫してこわばった表情だった。「一連の不祥事によって、西武ファン、西武球団、プロ野球ファン、すべての関係者の方に多大なるご迷惑をおかけしたことを重ねておわび申し上げます」。真摯に野球に取り組むことを誓い、多数の報道陣の前で深々と頭を下げた。
不貞行為に端を発する女性トラブルは不起訴となったが、今季は西武から公式戦出場停止処分を受けて、わずか17試合の出場にとどまった。そういった経緯から今回のFA移籍を不義理と捉える声も多く、強い逆風の最中にあるのは確かだ。
山川は今月13日の交渉でソフトバンク入りを決断。事実が明るみに出ると球団に電話や手紙、ホームページへの書き込みを通じて反対意見が数多く寄せられた。ネット上には度を越えた言葉も並んでいる。
FA宣言から決断に至るまでの間、親族や夫人と家族会議を開き「引退」を諮った。入団会見では明らかに憔悴した様子で、今後の自主トレの予定も「本当に何も考えられなかった」と未定の状態。民間の施設を借りるにも自らの不祥事を鑑みて受け入れ先に迷惑をかけると気を使えば、手配が遅れる。また球団がもろもろの露出に気をもみすぎれば、世間に〝過保護〟や〝逃げ〟と受け止められる悪循環も想定される。誰しも精神的余裕を失えば、周囲が求める行動に応えられない負の連鎖に陥りかねない。
反省にも限界がある中で、山川の精神面を懸念する声がすでに球団内から上がっている。「精神的に相当こたえる状態が続いているのは確か」(チーム関係者)。今回の入団会見前には山川が思いつめた様子で「眠れなかった」と吐露する姿があり、FAでより注目を集める存在となって以降、世間の厳しい指摘を受ける中で睡眠がままならない状態に苦悩しているという。今後、山川を巡ってはプロテクトリスト提出や「人的補償」発生の際に逆風がさらに強まることが予想される。
一連の反響は、自らが引き起こした事の重大さをいま一度反省する機会になっているはずだ。ただ、執拗な〝社会的制裁〟が立ち直ろうとする人間の心をくじく場合もある。強い反感は避けられないかもしれないが、当然として見過ごされる状況を球団は危惧している。
12/21(木) 5:16 東スポ
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1895ec14641697097c86e6f8dafcf38224ce36b