ソフトバンク契約更改で保留者続出、4人は11年ぶり 三笠GM「球団査定と選手のイメージとの差は例年より多い」の見解も「保留しないでね、は全くない」
ソフトバンク契約更改で保留者続出、4人は11年ぶり 三笠GM「球団査定と選手のイメージとの差は例年より多い」の見解も「保留しないでね、は全くない」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1703075540/
2023.12.20 19:36(Updated:2023.12.20 19:39)
ソフトバンクの三森大貴内野手(24)が、20日の契約更改交渉で来季の契約を保留した。今季の年俸4500万円(金額は推定)から微減の提示を受けたとみられ、球団を通して「自分の考えを整理するため、少し時間をおきたい」とコメントした。
今オフ、チームの支配下登録選手で初回交渉を保留したのは水谷(現役ドラフトで日本ハムに移籍)、谷川原、柳町に続いてチーム4人目。4人の保留は2012年オフに7人が保留して以来、11年ぶりの事態となった。
ソフトバンクは今季リーグ3位に終わり、3年続けてリーグ優勝を逃した。三笠GMは今オフに保留者が続出していることについて「1年を通して皆さん頑張ってもらったものの、順位は3位だった」とした上で「今年は規定打席や規定投球回には届かなくても、(相応の)試合に出て頑張ってもらった選手が多い。球団の査定システムに基づく提示と、選手自身のイメージに少し差があることが例年より多くなっているのかなと思う」と見解を口にした。
一方で、三笠GMは「保留しないでね、ということでは全くない。1年に1度の大事な話。来季も気持ちよくプレーしてもらうために、選手自身がよく考えて、何回でも話をしたいということであれば、球団としても継続して話をしていきたい」と説明。球団としては「選手の権利」を尊重する姿勢も示した。
チームの外国人選手を除く支配下選手のうち、ここまでに契約更改を終えたのは38人で、内訳はアップ15人、ダウン8人、現状維持15人。今季FA加入した近藤、嶺井を除けば、今オフ最大のアップ額は田浦の2040万円(960万円→3000万円)。1000万円以上の昇給は川瀬(1700万円→2700万円)、大関(4500万円→5500万円)の2人となっている。ダウン額が最大だったのは来季7年契約の5年目を迎える柳田の5000万円(6億2000万円→5億7000万円)。次いで大きかったのは栗原の700万円(7000万円→6300万円)だった。
今後も和田や甲斐、牧原大、藤井ら主力級の契約更改が続く。保留者がさらに増えるか、流れは変わるのか。注目だ。(長浜幸治)