山川穂高にさっそく福岡の洗礼、ソフトバンク入団会見の異様さ 代表質問で地元局から〝苦情〟出待ちファンもわずか4人
山川穂高にさっそく福岡の洗礼、ソフトバンク入団会見の異様さ 代表質問で地元局から〝苦情〟出待ちファンもわずか4人
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1703068258/
西武から国内フリーエージェント(FA)権を行使し、ソフトバンクへの加入が決まった山川穂高内野手(32)が19日、福岡市内で入団会見。代表質問の冒頭で、地元テレビ局のアナウンサーが自局にまで獲得への批判が届いていると苦情をぶつけるなど、女性トラブルを引きずる大砲はさっそく新天地で洗礼を浴びた。
11月14日のFA申請から1カ月余を経て、ようやく正式に獲得発表。そのわずか2時間後、会見が開かれた本拠地ペイペイドーム内の一室にはテレビカメラ10台、報道陣約50人が集まった。覇権奪回への切り札として、4年総額12億円プラス出来高(推定)の大型契約で加入した補強の目玉を披露する晴れの場にしては殺風景で、檀上には山川と三笠GM2人だけという寂しさ。会見も本人の謝罪から始まった。
「決断に時間がかかり申し訳ない。すべての関係者に多大なるご迷惑をおかけしたことを重ねておわびします」などと神妙に語ったが、代表質問を務めた地元テレビ局のベテランスポーツアナウンサーからはさっそく厳しい質問が飛んだ。
5月に強制性交の疑いで書類送検され、8月に嫌疑不十分で不起訴となるも、西武から無期限の公式試合出場停止処分を受けたままFAとなった山川の獲得に関し、「私たち、地元マスコミに対しても批判的なコメントが多数届いていると聞いている。どう受け止めるのか」と本人を目の前にGMをただしたのだ。
三笠GMは「球団にもたくさんの声が届き議論を重ねた。反対する声をたくさん聞いたが、われわれとしては総合的に判断して山川選手に来ていただき、活躍する機会を持たせて、その上で素晴らしいプレー、勝利を届けてファンに応えるというふうになった。本人もしっかり反省している」と回答した。
「総合的に判断」を下すに際しては、山川側への聞き取りに加え、親会社の調査機能も活用し情報収集。不起訴となった事案は「グレーとは考えていない」と潔白を確信しながらも、女性との和解は「聞いていない」としており、今後も民事訴訟などのリスクは残る。それでも最も懸念されていた、別の女性問題が発覚する危険性は低いと判断。王貞治球団会長や孫正義オーナーの承諾も得て獲得に踏み切った。
異様な空気が支配した会見の模様は同日夕、地元民放テレビ2局が情報番組で自民党裏金問題の強制捜査に続き放送。別の局では女性アナウンサーが「(山川に)笑顔はありませんでした」と原稿を淡々と読み上げた。入団を祝おうと球場に駆けつけ、動線となっている搬入口で山川を待ち構えた鷹党もわずか4人。ファン歴19年という男性は「いろいろあったが、結果を出してくれたらいい」と歓迎の意を示した。グラウンドで結果を出し続けることで、本人も自覚する「マイナスからのスタート」から、ホークス山川はプラスに転じられるだろうか。 (山戸英州)
https://www.zakzak.co.jp/article/20231220-BYY7BOJ2IZNNVOMOELUGZITOA4/