現状は「親がプロ野球選手になるのを止める」 斎藤佑樹が抱くセカンドキャリアの危機感と改善策
現状は「親がプロ野球選手になるのを止める」 斎藤佑樹が抱くセカンドキャリアの危機感と改善策
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1702336276/
斎藤氏が目指しているのは、アスリートと現役引退後の“ネクストキャリア”を考える新サービスの提供だ。現役引退し、新たなステージに進んだ元選手を記事や動画コンテンツで紹介していく。その先には、アスリートの就業支援やイベントの実施も見据えている。
野球を続けている限り“戦力外通告”はいつか訪れる。プロに限らず、高校や大学で野球を終え、次のステージに進む選手もいる。斎藤氏はプロの世界で11年間プレーした後、2021年の秋に現役引退を選択した。そこで痛感したのが情報の不足だった。
「引退した後どうなるのって、全然わからないんですよ。みんな気になると思うんです。そこをこのサービスで補いたい」。戦力外とされた後輩選手から「次は何をやったらいいですか」と相談を受けることもある。
戦力外通告を受けてから迷う現実「全然知らなかったんです」
「僕もそうでしたけど、次の人生を歩む上で何が得意で何が苦手とか、どういう選択肢があるのか全然知らなかったんです」
この情報不足は、野球人口の減少にも絡んでいると考えている。「(現状では)親がプロ野球選手になるのを止めると思うんですよ」と危機感を抱いている。
9日(日本時間11日)には、日本ハムの後輩に当たる大谷翔平投手がドジャースとの契約を発表、10年総額7億ドル(約1014億円)という天文学的な報酬を得ると報じられているが、「大谷のようなケースは一握り」とバッサリ。それよりも「引退後の生活を紹介することで、親が安心してチャレンジさせられる環境を作りたかったんです」と、リアルな世界を伝える必要性を感じている。
「スポーツはほとんどが試練だと思います。勝利や活躍のために一途になったり、がむしゃらに練習したキャリアは、実はどこでも通用すると思うんです。専門的な能力はないかもしれないけど、スキルを得れば活躍できる能力になります」
斎藤氏も現役引退後は、経営者として試行錯誤を繰り返している。今回の事業も「タレントではなく、事業家としてお手伝いしたい」と新たな価値を生み出すことに重きを置いている。「成功も挫折も味わった僕が関わることで、感じてもらえることもあるはず」。引退後のテーマとして掲げる「野球未来づくり」がいよいよ具体化してきた。
12/12(火) 7:43配信 THE ANSWER
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3ea08f2e3f9d3b0bb9dbdc23e6057f80e8c2f2c