【競馬】騎乗停止の岩田康誠騎手　競馬場間移動中にYouTubeで音楽鑑賞した事が原因

ＪＲＡは１５日、岩田康誠騎手（５０＝栗東・フリー）に対して３０日間の騎乗停止処分を科したことを発表した。前日に騎乗した中京競馬場から京都競馬場への移動中、通信機器（スマートフォン）の不適切な使用が確認されたことによるもの。騎乗停止は即日適用されて、この日は朝日杯ＦＳのダイシンラーを含めて７鞍すべて乗り替わりとなった。

京都競馬場で質疑応答に応じた美浦トレーニングセンター公正室の赤井誠室長は「（１４日）夜にこちらに到着してからスマートフォンを確認したところ、YouTubeを使っての視聴があったと調整ルームの職員からこちらに報告がありました。今朝（１５日）６時過ぎくらいから本人の事情聴取とスマホの確認をしてYouTubeの動作が確認されましたので、今回の処分に至りました」と経緯を説明。外部との通信を含めて電話、ＬＩＮＥなどの履歴もすべて確認し、動作確認ができたのはYouTubeだけだったという。

使用目的は音楽の視聴だったが、YouTubeにはコメントを投稿できるなどの機能が備わっていることが処分の理由。「原則として、コメントのやりとりができる機能はすべて禁止している」という。

　ＪＲＡは騎手の節内移動中のスマートフォン利用に関して、移動手段に必要なものに限って認めている。ただ、音楽の視聴などについてはＪＲＡが各自にタブレットを配布しており、その中に入っているアプリを利用するよう従来から指導してきた。「その中で自分のスマホを使って、使ってはいけないアプリを使ってしまった。悪意があったという見方はしていないが、ルール違反はあったということで一律に判断した」と説明した。

ソース/東スポ
https://tospo-keiba.jp/breaking_news/53016

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