「大騒ぎが噓のように…」斎藤知事報道に見る世間の〝オールドメディア離れ〟 説明や反省もないまま急変に不信感
「大騒ぎが噓のように…」斎藤知事報道に見る世間の〝オールドメディア離れ〟 説明や反省もないまま急変に不信感
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1733537713/
11月17日投開票の兵庫県知事選で劇的な再選を果たした斎藤知事。パワハラとおねだり疑惑を告発され、メディアは同氏にまつわるさまざまな問題を報道してきたが、同選挙では本命とされた稲村和美氏を破り、113万票を獲得。SNSを使った巧みな戦略により選挙終盤では〝斎藤劇場〟ともいえる盛り上がりを見せ、「オールドメディアがSNSに負けた」という声も出た。
「新聞やテレビなどの既存メディアはあれほど斎藤知事を追及してきたのだから、彼が再選するわけがないと信じていた。しかし、SNSで『疑惑は噓だ』という情報が拡散し、『抵抗勢力にはめられた斎藤さんが被害者』という認識が刷り込まれるようになると、判官びいきから応援の輪が広がりました」(社会部記者)
多くの民意を得て、返り咲いた斎藤知事は、支持者からすれば逆境からはい上がったスター。興奮冷めやらぬ中、選挙におけるSNSの広報戦略を担ったと、インターネットの投稿プラットフォーム「note」で自慢したのがPR会社の社長A氏。
30代女性の彼女は、ネットで映え写真を多数掲載するような、いわゆる〝キラキラ女子〟タイプのお嬢さまだったが、自身のアピールが「公職選挙法に抵触する」と大炎上することに。
現在、A氏は雲隠れしているが、当然、斎藤知事にメディアの矛先は向かい、囲み取材で知事は「ポスター製作で70万円支払ったのが事実」と説明し疑惑を否定した。
「これまでの流れから、PR会社の件で斎藤氏をさらに追及しようというメディアの意思が見て取れました。ワイドショーは、これが問題だと主張する識者を立ててあおっていましたが、取材が進み、A社長が話を実際以上に盛っていたこととわかると、それまでの大騒ぎが噓のようにシュリンクしたのです。既存メディアに対する厳しい目が向けられる中、たいして説明や反省もないまま急変することに世間は不信感を抱いている。オールドメディア離れの背景はそこです」(同前)
PR会社の件が本当に問題ならば捜査機関が動くだろうし、大きく報道するのはその時点からでもいい。しかし、それよりもはるかに大事なのは百条委員会ではないか。先に挙げた疑惑以外に自殺した県民局長の調査もある。きっちり問題を解明するよう働きかけるのがメディアの使命であるし、本来の疑惑の解明こそが世間が伝えてほしいと望むことだと思う。
https://www.zakzak.co.jp/article/20241203-LF4O2CYKANNIJJOVZB4TXY5DFQ/