ソフトバンク・和田毅 シーズン終盤の引退試合は固辞、内密の引退決断「王会長に知らせたのも昨日の朝」
ソフトバンク・和田毅 シーズン終盤の引退試合は固辞、内密の引退決断「王会長に知らせたのも昨日の朝」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1730808042/
「私、和田毅は今シーズンをもって引退します。たくさんの方からメールとか電話いただいて、返信もできていないんですが、この場を借りて伝えさせていただきます」とあいさつ。
引退決断は小久保監督らごく一部にしか伝えておらず「内密に進めてきた」という。
優勝争いするチームを思い「漏らしたくないと思ってやってきた」とし、「王会長に知らせたのも昨日の朝。たまたま、選手・裏方さんの祝勝会があったので、選手たちにも伝えたのは昨日で。いろんな方にも昨日夕方くらいからずっと電話していた。今後は何も決まっていません。球団の方からは今後の話というのもしっかりやれたらと言っていただいた。すごくありがたいし、そういう話はやっていきたいと思う」と述べた。
また「引退試合はしなかったけれど、もしも可能であれば、来年3月にセレモニーになるのか、引退試合になるのかわかりませんが、そこでお願いしたいと球団には伝えています」と語った。
最後まで周囲に言わなかった理由を聞かれ、「いろんな人の考え方はありますけれど、ホークスは優勝したし、優勝して引退試合とか引退の報告をして、ファンや選手もそうですし、空気的に自分で言うのも変なんですけど、和田のために日本一になろうとかそういう空気には絶対したくなかった」と胸中を吐露。
「自分もチームにほとんど貢献できていないし。優勝したのはまぎれもなくチーム全員の力だし、ファンの声援あっての優勝。それに私情を挟んではいけないと思ったし、自分のためにという空気だけはやってはいけない。みんなの力でCSとか日本シリーズを戦ってほしいと思った。球団の方からはもちろん引退試合とかお話いただいたんですけど、そこは固辞といいますか…させていただきました」と明かした。
和田は昨秋に就任した小久保監督から開幕ローテーション入りを確約され、本拠地開幕戦を任されたものの、負傷により回避。今季は先発で2勝に終わったが、シーズン終盤では救援としてプロ初ホールドを記録するなど存在感を示していた。
ただ、ポストシーズンへ向けた10月13日の実戦形式マウンドで左足を痛め、CSファイナルS、日本シリーズでは登板がなかった。球団側は来季も戦力として評価していたが、日本シリーズ終了翌日の4日に和田から引退の申し出があり、チームも了承した。
2002年自由獲得枠でダイエーに入団。03年の1年目には14勝で新人王となり、日本シリーズでは胴上げ投手となった。10年には最多勝とMVPを獲得。16年にも最多勝、最高勝率に輝く。12年からはメジャーにも挑戦し、現役22年間で165勝を挙げた。
1989年に誕生のダイエー入団では最後の現役選手だった。
スポニチ
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