虎将トーク　阪神・岡田彰布監督、関西経済界を盛り上げたい思い「あるかいな」　理由は「何も返って来てないんやから」

虎将トーク　阪神・岡田彰布監督、関西経済界を盛り上げたい思い「あるかいな」　理由は「何も返って来てないんやから」

阪神・岡田彰布監督（６６）が２９日、大阪市内のホテルで開催された「２０２３阪神タイガース　日本一・リーグ優勝祝賀会」に出席。大阪府・吉村洋文知事（４８）、兵庫県・斎藤元彦知事（４６）も来場し、祝福ムードに包まれた。虎将の主な一問一答は以下の通り。

ーー会場の雰囲気は

「雰囲気というか。前は真っ暗だったというか、もっと暗かった記憶あんな。２００５年の時はな」

ーー出席した吉村知事との交流の場は

「ないない。今までは。パレードの時に話したけどな。（この日の会場では）最後、話をしとったよ」

ーー来年も頑張って、関西を盛り上げてほしい…という話

「パレード出来たんもそうやし、神戸もそうだし。そんなの勝たんと出来へんのやから。向こうから言うてこな出来んらしいよ、はっきり言うて。だから８５年はなかったみたい。こっちから言うても無理みたいやな。大混乱が起きるからな。あまりにも、めちゃくちゃになってしまうというのがあったからみたいやけど」

ーー行事への出席は来季へのモチベーション

「メニューは一緒やろ。優勝でも日本一でも。そうやろ？　メニューは一緒やんか。そこに日本一が付いたからな、今年の場合は。気分的には、負けんと出来たから良かったかもわからんけどな」

ーー関西の経済界を盛り上げた思いは

「ないよ。そんなん。何も返って来てないんやから。あるかいな、お前。なんか返って来たんやったらな」

ーースピーチでは来年はもっと個人成績を…と

「それはみんな思っているやろ。数字は大したことないで。はっきり言うて。まだ２０代で、これからちゃうか。これから２、３年は一番いい時ちゃうか。３０代前後ぐらいやな。まだまだ各選手によって違うけど、首位打者を狙える選手もおるし、ホームラン王を取れる選手もおるし、バラバラというか、いろんなタイプがおるわけやから。可能性のある選手は、これからじゃないか。こんな数字でも、あんな点入るんやもん」

ーーホームラン王は佐藤輝

「関係ないやん。取れるもんがおらんかったってだけで。取れるんやったら取ったらエエけどな。自分の特長を生かしてな。お～ん」

ーー２、３年後ますます強くなる

「そんな簡単に強なれへんよ。そら社交辞令やないか、お前。普通に段階踏んで行ったら強なるって事やんか。そんなうまい事、行けへんやんか。それだけ難しいっていう事やんか。何年言うて来たんや、１８年言うて来たんやろ。２位なったら次はちょっと補強したら優勝出来るとか、繰り返しやってんから、そんなん分かっとるやないか。１８年も優勝してないから」

ーー今年のタイトルは５人だったが、増えれば数字上も

「そらタイトルが多かったら、増えな当たり前やから。昨日見てみ、（ＮＰＢ　ＡＷＡＲＤＳで）最下位チームは一人ずつやんか。（中日の）岡林と（日本ハムの）万波（２人ともベストナイン）て。最下位チームはそんだけ成績を残してないから最下位なわけや。一番多かったのはオリックスやろ。３連覇しているチームやから、個人記録もちゃんとしてるっていう事や。選手の数字が低かったら、本当は勝てないという事やで。選手がタイトルを取る事によって、チームも勝つという事やから」

https://news.yahoo.co.jp/articles/d308bbd145490daaa2480fdb0314f30d03577c57