【ＭＬＢ】フィリーズ・ノラ再契約でＦＡ市場いよいよ始動、大谷翔平残留へエンゼルス球団社長自ら代理人に連絡

【ＭＬＢ】フィリーズ・ノラ再契約でＦＡ市場いよいよ始動、大谷翔平残留へエンゼルス球団社長自ら代理人に連絡

米大リーグ、フィリーズからフリーエージェント（ＦＡ）になっていたアーロン・ノラ投手（３０）が１９日（日本時間２０日）、フィリーズと７年１億７２００万ドル（約２５７億円）で再契約したと複数の米メディアが報道。これを受けエンゼルスからＦＡになっている大谷翔平投手（２９）の移籍先発表に改めて注目が集まっている。

大谷翔平契約発表も近づいてきたか？！球団から正式発表はされていないものの、大型ＦＡ選手第一弾の契約に米メディアも注目。ＥＳＰＮ（電子版）は「動きが遅かったＦＡ市場もこれでスピードアップするだろう。今年の一番目玉である二刀流の大谷、また大型選手の多くは日本からの山本由伸や、スネル（パドレス）、モンゴメリー（レンジャーズ）と投手が目立つ」と伝え、ＮＹポスト紙は「ノラが今オフ最初の大型契約。二刀流スターの大谷翔平は２５年までマウンドには戻らないが、５億ドル（約７４９億）超の契約が見込まれている」と大谷に目を向けた。

大谷は１６日(同１７日)、２年ぶりにア・リーグの最優秀選手（ＭＶＰ）に選出。同日のＭＶＰ発表前にはオーナー会議を終えたばかりのエンゼルス・カルピーノ球団社長が「彼は受賞すべき、彼が獲得するでしょう」と笑顔で話していた。

米メディアでは大谷がエンゼルスに残留する見方は極めて低いと見解。しかしカルピーノ球団社長は１６日（同１７日）「私自身も（大谷の代理人）ネズと連絡を取っています。彼が残ってくれることを願っています」と球団社長自ら大谷残留に動いていることを明かした。

ＥＳＰＮのジェフ・パッサン記者は、大谷の移籍先は市場が大きく動くウインターミーティング（同１２月４〜７日）終了までに決定する可能性を指摘。ノラの契約で市場も動き出し、エンゼルスは球団トップも交え大谷残留に全力を尽くす。

https://www.sanspo.com/article/20231120-QF4MFNPMPJEGLC4P6ELLTVCKS4/