【DeNA】大谷元同僚のメジャ36発フォードを獲得調査　一塁手でオースティンをバックアップ

　DeNAが新外国人選手として、米レッズから5月31日に自由契約となっているマイク・フォード内野手（31）の獲得調査を進めていることが29日、分かった。主に一塁手を務める大柄なパワーヒッターで、MLBではヤンキースやマリナーズなどを渡り歩いた。5年間で通算252試合に出場し、打率2割5厘、37本塁打、通算OPSは・700。今季、3Aでは24試合で打率2割9分7厘、6本塁打、OPS・919と好成績を残していた。

　22年シーズン終盤にはエンゼルスに所属。約1カ月間、大谷とチームメートで3月のオープン戦期間中には再会を喜ぶハグをするなど、交流を深めていた。ヤンキース時代には田中将大と、ヤンキース傘下マイナー時代にはオースティンと同僚で、日本球界とも関わりがある。

　一塁はオースティンが今季ここまで打率3割1分3厘、8本塁打と好成績を残すが、過去2年はわずか60試合出場にとどまった。負傷がちなオースティンのバックアップ要員としての役割が期待される。筒香、牧、宮崎、佐野、度会らがそろう強力打線をさらに強化すべく、巨漢パワーヒッター獲得に動いた。

　◆マイク・フォード　1992年7月4日、米国ニュージャージー州ベルミード生まれ。プリンストン大を経て12年にヤンキースとマイナー契約し、19年メジャーデビュー。23年にマリナーズで出場84試合で16本塁打。今季は開幕をレッズで迎えるも、5月にFAに。メジャー通算252試合、141安打、37本塁打、89打点、打率2割5厘。183センチ、102キロ。右投げ左打ち。

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