西川遥輝さん、金欠のとある若手選手に自分のスパイクをプレゼントしていた
西川遥輝さん、金欠のとある若手選手に自分のスパイクをプレゼントしていた
転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1700212440/
1: それでも動く名無し 2023/11/17(金) 18:14:00.37 ID:sS0dR2Qu0
【楽天】戦力外となった西川遥輝が1軍未経験の辰見鴻之介に残した“最後の贈り物”
今はまだ野球ファンの間ではなじみのない選手だが、楽天の次世代を担えそうな“スピードスター”候補がいる。名前は辰見鴻之介内野手(22)。50メートルを5秒7で駆け抜ける脚力に秀でている。
支度金300万円、年俸250万円でプロの世界に飛び込んだ。球団から最初に支給されたスパイクは2足だけ。日々の練習や試合で自然と傷んでいた。
ある日、2軍のロッカールームで盗塁王4度を誇るスターから「これちょっと使ってみて」と、さりげなく自身の相棒を差し出された。「サイズもピッタリでめちゃくちゃよかった。僕はスポンサーもついていないから『買うとしたら全部自腹になる』と言ったら、その後に3足もくださった。打撃用の手袋ももらいました」。
10月末。フェニックス・リーグが行われた宮崎から帰仙すると、ロッカーにスパイクがいっぱい詰め込まれた段ボール箱が置かれてあった。西川だった。すぐにお礼の連絡を入れると、「頑張ろうね。わからないことあったら、いつでも聞いてきてね」と激励された。来季の所属先も決まっていない状況にも関わらず、これからチームの戦力になる若者に対する思いやり。22歳の目頭は熱くなった。
連絡した最後に大好きな先輩に力強くこう言った。
「遥輝さんの手袋をつけて、スパイクを履いて1軍で出られるように頑張ります!」
2年目の来季こそ1軍デビューを果たす。熱き誓いを胸に―。(長井 毅)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c78d7db2de4207b576dc70bce8884648b92855b