【息抜き記事】『笑い男事件』の日、ついに到来　アニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」

今日は笑い男事件の日だなぁ。
AI、GAI、VR/AR、メタバース等々、攻殻機動隊よりはまだ遅れているけど、要素技術はどんどん出来上がってきて、10年後はどうなるんだろう。

今から思っても2002年に作られてるのすごすぎだよなぁ。当時衝撃だったけどそらそうよね。親の宗教上の理由で電脳化、擬体化できなかった宗教二世の話とかもあって、未来の現実が拍付けしてる感じもすごい。

ここまで完成されたSFは他にないだろうからみんなも攻殻機動隊、見よう！
因みに光学迷彩という言葉はこの作品から産まれました

攻殻機動隊の時代に既に入っているけど、現実はようやく脳内にチップを埋め込む初例が出てきて、VR/XRも普及はまだまだこれから、ロボットもAIも発展途上。あの世界観はまだ遠いけど、とはいえ道筋はあるかな、という感じ。

職場の共用パソコンのスクリーンセーバーを自分が定期的に「笑い男」に変えてたの多分脳をハッキングされてたんだろうなあ

最近攻殻機動隊を見直しているが、忘れていた事や今のアニメに与えた影響を気づいたりして、あらためてマイルストーンな作品だったと感じている。
笑い男事件で公安9課とドンパチするのが厚生省強制介入班というのにクスッとした。

2024年現在、イーロンマスクが人の脳にチップを埋め込む事に成功。電脳化には程遠いが徐々に近づいている。

ただ言えるのは人間の想像力の方が断然速いって事だな。

笑い男事件。厚労相と製薬会社の癒着を許せないハッカー(≒笑い男)が起こした誘拐･ハッキング事件。そしてその状況を利用して自身の思惑実現を画策する警察上層部。これらに立ち向かうは公安9課。
笑い男の姿に影響された無数の笑い男(名も無き模倣者)が発生していくエピソードは最高。

エヴァのときもそうだったけど、昔見たSFアニメに現実がリアルタイムで追いついちゃうの、自分が年取ったなーと思っちゃう

2002年のアニメで、万博と利権とカネと政治とワクチンについての表現がされてるなんて面白いよね。僕は耳と目を閉じ口をつぐんだ人間になろうと考えた。サリンジャーのライ麦畑でつかまえての引用も実に面白い。攻殻機動隊SACを数日間毎日放送してくれ！

今日、笑い男の日じゃないですか！
SACではまさに今日、あと約30分後に笑い男事件が発生するんだよなぁ。
AIに更に興味を持つようになったきっかけのアニメーションです。

神山監督の「攻殻機動隊SAC」は原作の難解さを可能な限り噛み砕いて見やすくしてTVアニメ版として最適解に近いものを作ってくれたんですよね。原作リスペクト最優先で漫画に近いものを作っていたら、または押井守監督の映画に寄せたりしてたら多分こんなにファンは増えなかったと思う

ついに笑い男事件が、、、！
まだ電脳化してないぞ！
このロゴのデザイナーさんがAphex Twinのロゴもやってると知った時はテンション上がったなー！
明日から塗装しながら攻殻みよ！！

今日は「笑い男事件」が発生する日か。フィクションの日付をどんどん追い越していく人生。