【話題】X民さん「最近なろう系小説で流行ってるの『目立つ成果なくパーティーから追放された主人公が実は超優秀でした/パーティー戦力のほぼ根底を支える強化能力持ちでした』パターンだよね」
【話題】X民さん「最近なろう系小説で流行ってるの『目立つ成果なくパーティーから追放された主人公が実は超優秀でした/パーティー戦力のほぼ根底を支える強化能力持ちでした』パターンだよね」
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最近なろう系小説で流行っている「目立つ成果なくパーティーから足蹴にされて追放された主人公が実は超優秀でした/パーティー戦力のほぼ根底を支える強化能力持ちでした」パターン、読んでて確かに面白いんだがターゲット読者層があからさまに透けて見えて辛い
— JB@その他 (@Jwahrheit) January 12, 2024
<ネットの反応>
もう10年も前に友達のラノベ作家曰く「現実に居場所ない人に向けて全肯定ヨシヨシするのが売れ筋になってきてる、ブギーポップもイリヤの空ももう生まれない」て言ってたからマジでそうこれは見方が逆だと思うんですよ。
日本は一人のヒーローが現れて颯爽と事態を解決する社会ではなく、集団が己の能力を持ち寄ってアリみたいに集団で困難に立ち向かう社会なので、主人公の有能さがどうのこうのより、それに気づかない追放側の連中が痛い目見る所に快感があると思うんですよ。
「最近なろう系小説で流行っている無能に思われてた主人公が実は〜なパターンがターゲット読者層あからさまに透けて見えて辛い」について。
えーと。
「最近」って10年以上前の事を言うんすかね。
追放系の代表作な盾の勇者とか書籍化したの2013年で、なろうの今の主流って異世界恋愛なんですが……昔のなろうは、生まれ変わって無双、みたいなノリだった。
最近のは「本当はすごい俺の実力に気づかず虐げてきた愚か者どもが、後で痛い目見る」みたいなのばかりで、これが共感されてるということは、そういう想いを心の底に抱えてる奴らが増えてんだろうなぁ、と。これに対して、書籍化→結婚→パパ作家というリア充になろう(なった)系の作者さんが
こういう作品が好きな読者に「きっと現実では非モテ」だの「好きな層のリアルが透けて見える」とか言う人は、
『私は他人を見下して法悦に浸りたいタイプの人間です』という自己紹介でしか無いよと言ってて面白い
いや普通に現実でも良くあるから
仕事してないと言われて追放されたSEですが、保守点検は自分が全部やってましたとか
マクロ組んで効率化したら、サボり野郎と罵られて追放されましたが、他社に行ったらぐう有能な社員でしたとか
それに、夢に文句言い出すと、世の中そのものが辛くなるぞ…これ以上に危惧するのは「家族に虐げられている女の子の前にイケメンハイスペ男子が現れて見初めてくれる」系の話ばかり目立つこと。
追放系はまだ才能や策が鍵になるけれど、こちらは他人に縋るしか脱出方法が無いのでジェンダーの視点からも大変に問題だと思う。亜種として「夫からバカにされて離縁されたけど新しい旦那に寵愛されて幸せです!」パターンもあるよな。これもターゲットがあからさまなのが面白い。
なろう系で一番怖いのは転生した主人公の元いた世界に対する執着の薄さ。あれに自己投影してる人たちを見ると「人生大丈夫そ?」ってなる
これのエンタメ性と対象年齢層を高めて舞台を現代日本にしたのが池井戸潤だと思ってる
あー、この手の××読んでる奴は××って決め付け、まだやってるんか
育児漫画みたいな、同じ状況の読者の共感を得るタイプもあるけど、フィクションは展開を含む謎に対するドリブンやジャンル買いが殆どだと思うね
復讐譚は古典から続く定番ジャンルぞ
このパターンって既に10年以上使われていてなお廃れていないから「なろうテンプレ」として完成度が高いんよな
「この話題にまでフェミ沸いてて笑った」
小説家になろうの風景【新装版】: 未利用者でも理解できる! 日本最大の小説投稿サイトの野蛮な魅力 (Something Orange Publishing) – 足立緑郎