検察官「瑠奈被告は手際よく被害者の眼球をくり抜き…」裁判長「詳しく読み上げんでええ」
検察官「瑠奈被告は手際よく被害者の眼球をくり抜き…」裁判長「詳しく読み上げんでええ」
「そんなに詳しく読み上げなくても」異例の指摘【ススキノ事件公判】
2023年7月、札幌市の繁華街ススキノのホテルで頭部のない男性(当時62)の遺体が発見された事件。
逮捕された親子3人のうち、死体遺棄ほう助と死体損壊ほう助の罪に問われている母親の無職・田村浩子被告(61)の
第2回公判が、7月1日に札幌地裁(渡辺史朗裁判長)で開かれた。
修被告の供述調書では、以下のようにその経緯が語られていた。(以下、犯行態様に関する刺激的な表現があります。ご注意ください)
「一緒に買い物に行く車の中で2人になったので、娘が“拾った首”というものを持ち帰り、
浴室にあるという大まかな話をしました。(妻も)なんとなく把握しているような感じでした。
数日後、仕事から自宅に戻った修被告に対して、瑠奈被告は「見てほしい」と小瓶を2本渡してきた。これまで
梅酒を漬けるのに使っていた、10センチ四方の円柱のガラス瓶。そこには、恐るべきものが入れられていた。
「瓶の中には人体の一部分、舌の一部と眼球らしきものが入っていました。もともとは透明な液体だったと思われるが、
体液が滲み出て混濁した状態になっていました。人体の一部が自宅にあり、娘が持ち帰ったものは本当の首なんだと思いました。
さらに瑠奈被告は、「ついてきて」と父親を洗面所に連れて行き、ハンディカメラを渡したという。
「『これから作業するから撮影してほしい』と言われました。そこには片目がくり抜かれた人間の頭部が
置かれていました。球状の黒いビニール袋は見ていたが、頭部を見たのはそのときが初めてで、
目や口の周りには穴が空いていました。ハンディカメラで撮影していると、(娘が)残りの眼球を手際良くくり抜きました。
目の周りの組織に切れ目を入れ、メスのようなものでくり抜いていました。
ハンディカメラの液晶部分にサムネイルが映っていて、一部見たが、それ以上の鑑賞は耐えられませんでした」(同前)
この犯行の具体的内容には、裁判長が「そんなに詳しく読み上げなくても」と検察官に指摘するほどだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ceaa0a3b3de95254e7032bd75ab4babc3c446746?page=2