2.5次元俳優「病気の治療費が必要」→風俗落ちしたファンから40万円ゲットするも逮捕

　「治療費が必要」と偽り、女性ファンから現金40万円を詐取したとして、警視庁新宿署は31日までに、詐欺容疑で、元舞台俳優の赤間頼依容疑者（22）＝東京都杉並区下井草＝を逮捕した。
　容疑を否認し、「彼女と別れるために病気の話をした」と話している。

　逮捕容疑は昨年12月下旬ごろ、「喉の病気がある。治療費が必要だ」などと偽り、自身のファンだった10代女性から現金40万円をだまし取った疑い。

　同署によると、赤間容疑者は舞台俳優をしながら、東京・歌舞伎町でホストとして働いていた。昨年9月、女性にかつて使っていた診察券を見せ、「1月に入院する。時間がない」「手っ取り早く稼いでほしい」などと金を要求したという。

　女性は風俗店で働いて金を工面したと言い、「ファンとして彼のために頑張りたかった」と話している。今年2月、「だまされた」と同署に相談して発覚した。

　赤間容疑者はスマートフォン向けゲームアプリの舞台化作品などに出演していたが、今年1月に引退した。　
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