【逆境】仁藤夢乃さん「Colaboは14年目に突入」「4月の寄付は昨年と比較して1/5になった」「サポーター会員が減少している」
【逆境】仁藤夢乃さん「Colaboは14年目に突入」「4月の寄付は昨年と比較して1/5になった」「サポーター会員が減少している」
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【苦境】Colabo仁藤夢乃さん「東京都が深刻な妨害に屈して1年が経った」「23年度から少女たちの個人情報を都に提出しなければいけなくなった」「東京都は性売買業者とグル」
今日はColaboの設立日。
活動13周年を迎え、14年目に入りました。虐待などで家が安心して過ごせる場所ではなく、夜の街で過ごし、性搾取の被害に遭う少女たちの存在は、この13年で社会に知られて来ました。関心を寄せ、支えてくださったみなさんに感謝します。
共に声をあげ、実態を知らせ、一緒に… pic.twitter.com/UmrLO5EwnR
— 仁藤夢乃 Yumeno Nito (@colabo_yumeno) May 1, 2024
※全文
今日はColaboの設立日。
活動13周年を迎え、14年目に入りました。虐待などで家が安心して過ごせる場所ではなく、夜の街で過ごし、性搾取の被害に遭う少女たちの存在は、この13年で社会に知られて来ました。関心を寄せ、支えてくださったみなさんに感謝します。
共に声をあげ、実態を知らせ、一緒に
活動してきた女の子たちとの繋がり、勇気や励まし、一緒に怒ったり泣いたり笑い合ったりしながら積み重ねて来た時間と信頼があったから、それが基盤となって、今、世代を超えた広い連帯につながりつつあると思います。Colaboとつながる女の子たちの状況もこの間たくさんの変化をして、子どももたくさん生まれて、一番上の子は小学生になりました。私も女の子たちと一緒に色々な経験をさせてもらっています。
深刻な妨害の中でも、バスカフェの活動に仕事や学校のあとに駆けつけて、少女たちへの声かけをなんとしても続けようとする声かけチームのメンバーもいて、たくさん励まし支えてもらいました。ありがとう!!街で出会う少女たちの状況は深刻化しています。コロナ禍を通して貧困は拡大、アルバイトもタイミーなどの単発・短時間のものが主流となり、スキルや経験が身につかないままその日暮らしで転々とする生活が少女たちにも広がっています。
性売買・性搾取の被害は低年齢化し、誰もが体を売ることが当然の状況があるため、被害を被害として認識できなかったり、自分の選択だと思い込まされていたり、買春者の中年男性と少女が生活や学費のために結婚するケースも増えています。
18歳成人となったことから、18歳で家を借りることができるようになり、12万円〜15万円の家を一人が借りて、そこに15〜7歳の少女を含めた友人が数万円のお金を払って滞在することも増えていて、ある意味でお金さえあれば(住民票もないなどして性売買で稼ぐしかないけれど)居場所はなんとかなってしまうことから、「家がないので困っている」とか、「家のない生活を抜け出して、一人暮らしを目指したい」と考える子が少なくなっています。
一人でアパート暮らしするのは不安だし寂しいから友達と一緒に過ごしたい、と考える子も増えていますが、その友人関係の中で搾取や暴力の被害に遭うことも多くあります。しかし、その家で嫌なことがあっても、また別の人の家にうつるなどして転々とできることから、自分だけの安定した場所がほしいと考えるようになるには、これまでと比べて数年程度の時間が必要になっています。
性売買業者らはそうした生活を続ける彼女たちにホストやメンズコンカフェ、メン地下などの手口も用いて近いています。
長い目で少女たちと繋がり、性売買から抜け出すための選択肢を提示し続け、生活を変えたいと思った時に一緒に動ける関係性を作っていきたいです。
Colaboは昨年度から、少女たちの安心と安全を守るため、妨害に屈した東京都からの補助金などを利用することはせず、市民のみなさんからの寄付で活動を続けて来ました。
昨年4月には、東京都のあまりにひどい対応に怒った方々が活動存続のためにたくさんの寄付を寄せてくださったことで、昨年夏〜秋には月100万円、200万円の赤字が出ることもありましたが、最終的にはマイナスにならずに3月まで活動することができました。
しかし、今年は寄付が減っています。
昨年度は4月に1553件・2700万円ほどのご寄付をいただきましたが、今年度は450件490万円ほどでした。新たにサポーター会員になってくださる方も、昨年4月は434件、今年は18件と少ないです。
昨年会員になった方は一年限りの方も多く、4月だけで100名ほどの方が退会となっています。昨年度はあまりにひどい妨害や東京都の対応が目に見えてわかりやすく、たくさんの方が関心を寄せてくださいました。
妨害対応にもかなりの時間と労力を取られましたが、今年度は地道に少女たちと繋がり、活動していくこと、性搾取の実態をみなさんと共有することを大切に本来の活動により多くの時間を使えたらと思っています。引き続きの関心とご支援をよろしくお願いします。ぜひ周りの方にColaboのことを伝えて、支援の輪を広げていただきたいです。サポーター会員になってください!
今年は能登半島地震の被災地の少女や女性の支援も行っています。これまで3回、計3週間の能登での活動で、みなさんからご寄付いただいたものとColaboで購入したもの合わせて2000万円以上の物品を届けました。その他にも200万円以上の経費(宿泊費や交通費、ガソリン代等)がかかっています。
妨害に屈せず、地道な活動を続けていくために、さらなるご支援をお願いします。
<ネットの反応>
〈長い目で少女たちと繋がり、性売買から抜け出すための選択肢を提示し続け、生活を変えたいと思った時に一緒に動ける関係性を作っていきたいです〉
〓少女たちの持てる「力」を信じ「ともにある」ことを大切にするColaboの活動。性搾取被害が「経済発展」の掛け声のもと軽んじられる今、より大事に〓 https://t.co/0Xhfrre3FM— 影書房 (@kageshobo) May 3, 2024
Colaboの支援で困難を乗り越え、また、乗り越えつつある少女がどれだけいることだろう。なくしてはいけない団体。それがなくなってもいいだけの社会にするには、道はまだ遠い。もし可能ならば心ある人はこれを一緒に支え合おう。自分も、サポーターに以前なりながらその後放置状態だったが再び初めた。 https://t.co/aEIU438l6q
— 水沼☆主キリストの平和✝️(出直しアカウント) (@yohane_1211) May 1, 2024
「虎に翼」で、よねが自分で選んだかのように追い込まれて姉を救うために性搾取されていた。100年後の今も少女たちは自分で選択したように思い込まされて性搾取されている。性売買業者が跋扈するおぞましさ。なぜどのマスコミもこれを取り上げないのか。
傷つけられ夜の街を彷徨う少女達が、「傷つけられ利用され搾取される存在」から「思いやりに満ちた声をかけられ守られ救われる存在」へと少しずつ変化してきたことは、とても困難な道を想像をはるかに越える努力をずっと続けてきた #colabo の力がとても大きいと感じる。
改めて敬意を表したい。街で出会う少女たちの状況は深刻化
性売買・性搾取の被害は低年齢化し、誰もが体を売ることが当然の状況があるため、被害を被害として認識できなかったり、自分の選択だと思い込まされていたり…深刻化してるのは間違いない
若い女性に直接支援行動できない人でも支持や応援や寄付はできるおめでとうございます🥳!!
本当にいつもありがとうございます
これからも応援し続けます5月1日はメーデーであると同時にColaboの設立13周年。勝手なお思い込みだと気づいたことや初めて知ることが多くありました。あまり支援はできませんが何とかこの活動を広げていきましょう。
活動14年目突入おめでとうございます。
仁藤代表のこれからのご活躍を期待してます。
友達の家を転々とする。その果てに待つ、いつか向かい合う現実
「一方、温泉むすめは大繁盛」
温泉むすめ PERFECT GUIDEBOOK (ヤエスメディアムック) – 温泉むすめ PERFECT GUIDEBOOK編集部