小久保監督「現在支配下枠62。8枠も空いてます。3桁選手全員に言いました。『チャンスだぞ』と」
小久保監督「現在支配下枠62。8枠も空いてます。3桁選手全員に言いました。『チャンスだぞ』と」
転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1707821763/
◆ソフトバンク春季キャンプ(13日、宮崎)
育成の古川侑利投手(28)がA組(1軍)のシート打撃に登板した。打者6人を相手に27球を投げ、被安打0、1四球とアピールした。
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周東を初球の真っすぐで二ゴロ、野村勇は遊ゴロ、ウォーカーは右飛と危なげなく打ち取った。続く山川との対戦はフルカウントから7球目のカットボールで見逃し三振。「ガンガン腕を振って真っすぐでファウルをとれた。そこは自分の中ではポジティブ要素」と振り返った。川村は中飛。井上には10球粘られた末に四球を与えた。
発奮材料は小久保監督の嘆き節だった。12日に配信された「下(B組)からいい報告が上がってこないので寂しい。隣でやっていて、こいつはどうしても見てほしいみたいなものが全然こない」という記事を読んだ。「なにくそ、俺を見てくれという感じだった」と振り返った。
小久保監督もその思いを感じ取ったのか「古川が良かった。育成の中で一番目立っていた」と合格点を与えた。直球はMAX149キロ。「球の強さ。2軍からも報告がきていた。実際、打者と対戦しないとブルペンではなかなか分からないけど、実際その通りだったなと思った」とうなずいた。
昨季、現役ドラフトで日本ハムから加入したがオフに戦力外となり、育成選手として再出発。昨年12月には、球団から派遣され米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で助言を受け、フォームだけでなく、カーブとスライダーの握りを見直した。
この日の反省点は、その2球種。「ブルペンでは良いけど抜けてしまっていた」と反省。投球後、倉野投手コーチ兼ヘッドコーディネーターからも「やっぱりそこだな。2ストライク後に決められたらいい。真っすぐのかかりはすごく良いから」と声をかけられたという。
小久保監督は「現在、(支配下)枠は62まで埋まっている。8あるんで、ベンチが必要と思った時点で返り咲けるチャンス。それは3桁の選手全員に言っているので鼻息荒く来てください」と語る。古川の意気込みは止まらない。「今日できなかったことを見せられるように。なにくそ根性で」。支配下へ返り咲き、1軍で活躍するためにアピールを続ける。(浜口妙華)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bd1d08a85cd095d25a6a1df551de6624eeaee9c