【MLB】大谷翔平の勝ち星が消える　打たれたスコット「俺のせいだ」　監督も苦言　ブルペン解体で佐々木朗希、カーショーが救援へ

”背信”スコット意気消沈「俺のせいだ」、ファンから痛烈批判…監督も苦言「失敗恐れている」、ブルペン”解体”で佐々木朗希、カーショーがブルペンへ

　ドジャースのスコットが23日、逆転サヨナラ負けを喫したダイヤモンドバックス戦後に取材に応じ、「勝つべき試合だった。俺のせい。今日のことは切り替えて前に進むしかない…」と吐き出した。

　1点リードの9回に登板したが、連続四死球でピンチを招き、犠打の後、犠飛で追いつかれ、最後はペルドモに左前適時打を浴びた。

　スコットが逆転サヨナラを許したのは今月2度目。4年総額7200万ドル（約112億円）で加入した今季は背信投球を続け、ファンから厳しい批判にさらされている。

　これまで庇ってきたロバーツ監督も、「打者に四球や死球を与えるのは、慎重になりすぎたり、失敗を恐れたりして、投球に確信を持てていない証拠。後手に回っているか、怖がっているかのどちらかだ。そういう状況では結果的に失投して痛打される」と苦言を呈した。

　プレーオフまで残された試合はあと5試合。24日には佐々木朗希をブルペンで昇格させ、カーショーも救援でスタンバイさせる。

　もう、なりふり構っていられない。指揮官は「我々には方法を見つけるしかない」と声を絞り出した。