〝樹木トリオ〟が圧巻投球　ソフトバンクの新・勝利の方程式は「藤松杉」　小久保監督「6回で勝ち越していればかなり高い確率で逃げ切れる」3イニングで計8K

〝樹木トリオ〟が圧巻投球　ソフトバンクの新・勝利の方程式は「藤松杉」　小久保監督「6回で勝ち越していればかなり高い確率で逃げ切れる」3イニングで計8K 

　ソフトバンクの〝樹木トリオ〟が圧巻の投球で西武打線を寄せ付けなかった。

　1点リードのまま終盤に入ると、7回は藤井皓哉、8回は松本裕樹、9回は杉山一樹が上がった。藤井は2奪三振、松本裕は3奪三振、杉山は3者連続奪三振で、計8つのアウトを三振で奪う完璧な投球で試合を締めくくった。小久保裕紀監督も「6回の時点で勝ち越ししていれば、かなり高い確率で逃げ切ることができる」と絶対的な信頼を置く。

　守護神を務めていたオスナが6月中旬に戦列を離れて救援陣は不安視されたが、杉山はオスナに並ぶ今季8セーブ目を挙げた。この日の好投について「（藤井と松本裕の）存在は大きい。2人が三振を取っていたのは、めっちゃ火が付いた」と振り返った。松本裕はリーグ最多の21ホールド、藤井も接戦で欠かせない安定感を発揮する。

　かつては「SBM」「JFK」などのイニシャルにちなんだ必勝リレーが活躍したが、今季のソフトバンクは樹木にちなんだ名前の3人が「勝利の方程式」としてリードを守り続ける。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e91279e8d9fad6d43f23d140f41508389284f17e