【巨人】坂本勇人 原前監督の〝ちょっと来い〟に感謝「ずっと子供扱いだった」「そこはやっぱり見返したかった」
【巨人】坂本勇人 原前監督の〝ちょっと来い〟に感謝「ずっと子供扱いだった」「そこはやっぱり見返したかった」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1703196893/
https://news.yahoo.co.jp/articles/977ab10919d4ca9254ba92a31a2a4c4cd49f0206
巨人・坂本勇人内野手(35)が高木豊氏(65)のユーチューブチャンネルに出演し、今季限りで退任した原辰徳監督(65)への思いを語った。
不動の遊撃手として長く活躍し、すでに2000安打も達成した坂本。スターダムにのし上がるきっかけとなったのは、高卒2年目の2008年だった。当時も指揮官だった原監督の抜てきもあり、10代ながら「8番・二塁」で開幕戦からスタメン出場。ここからさまざまなダメ出しを受けながらも、野球選手として華々しいキャリアを本格的にスタートさせた。
動画の中では、現役時代の小笠原道大氏が試合前に入念な準備を行っていたことにも感銘を受けたことを明かしたが、やはり「原監督は一番(の恩師)」ときっぱり。19年に自己最多の40本塁打、翌20年には原前監督の通算成績を大きく上回る2000安打を達成した後も〝師弟愛〟は継続された。
坂本は不振に陥れば「ちょっと来い」と呼び出されてマンツーマン指導を受けていたことを告白し、当時の思いを「僕だけ。『もっと若い選手いるでしょ!? 指導しなきゃいけないの』と思いながらも、僕だけは絶対やらされた」と赤裸々に明かした。
それも当然だろう。坂本は攻守にわたる主力どころか主将も務め、指揮官にもかつて「勇人のチーム」とまで言わしめた存在だ。それなのに周囲には自分が築いた実績の足元にも及ばない選手がゴロゴロいる。なんで俺ばかり…との考えがよぎったのも無理はない。
ただ、それは早くから坂本にほれ込んだ原前監督の愛着であり、高額な年俸を受け取る中心選手に対して常々口にしてきた「責任」も踏まえた接し方の一つだろう。坂本は「今思えばめちゃくちゃありがたい」と感謝を口にし「ずっと子供扱いみたいな感じだった。そこはやっぱり見返したかった」と話した。
チームは3年連続でV逸。新たに指揮を執る阿部監督のもとでは定位置だった遊撃を離れ、来季は三塁が主戦場となる見込みの坂本。さまざまな思いを胸に2024年シーズンに向かう。