「賢い会計処理」「倫理に反する」大谷翔平の年俸「97%後払い」契約で分かれる賛否

「賢い会計処理」「倫理に反する」大谷翔平の年俸「97%後払い」契約で分かれる賛否

転載元: https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1702443275/

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1: それでも動く名無し 2023/12/13(水) 13:54:35.01 ID:cgHqVu3w0
「賢い会計処理」「倫理に反する」 大谷翔平の年俸「97%後払い」契約で分かれる賛否

米大リーグ(MLB)のドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円)で契約に合意した大谷翔平選手の年俸の支払い方法を巡り、米メディアで賛否が分かれている。ドジャースとの契約期間中は1年平均で200万ドル(約2億9000万円)で、残りの6億8000万ドル(約986億円)は2034~43年に「後払い」となる異例の内容が判明。米メディアからは「賢い会計処理」といった評価の声が上がる一方、「倫理に反している」といった意見も出るなど、賛否が分かれている。

◆「労使協定の範囲内で合意」

MLBの公式サイトは、契約が大谷のアイデアだったとした上で「契約期間中、大谷はドジャースから年間200万ドル(総額2000万ドル)を受け取る。総額6億8000万ドルの後払いは2034年に始まり、43年まで続くが、これらはすべて後払いの金額に制限がない労使協定の範囲内で合意されたものだ」と指摘した。

年俸の約97%が後払いとなったことで、チームの年俸総額が基準額を超えた際に球団に課される課徴金(ぜいたく税)を回避できるだけでなく、補強資金にも回せるようなった。MLBの公式サイトも「過去にも大規模な契約を結ぶ際に後払いとすることはあったが、これほどのケースはなかった」とし、契約内容の特殊性を指摘した。

異例ともいえる大谷の契約内容に、米紙のUSAトゥデー(電子版)は「大谷がドジャースでプレーすることをどれほど望んでいたかを示している」と報道。米国の老舗雑誌、スポーツ・イラストレーテッド(電子版)も「大谷と球団の双方にとって大きな利益をもたらす、賢い会計処理だ」と評価した。

◆他のチームは「満足せず」

年俸総額で1000億円を超える超大型契約とはいえ、チームの勝利を優先する契約内容を自ら提案した大谷の姿勢には、米国内でも評価が高い。ただ、今回の異例契約には、一部で懐疑的な意見も出ている。

米国のスポーツコメンテーターであるクリス・ルッソ氏が、ラジオ番組の中で「ぜいたく税の全体的な考え方は、選手の買いだめを防ぐこと。(ぜいたく税を回避した今回の)契約は倫理に完全に反している」などと発言したことを、スポーツ・イラストレーテッドが報じた。

また、スポーツ・イラストレーテッドは「他のチームは、ドジャースが後払いを使ってぜいたく税を引き下げることに成功したことについて、満足していないはずだ」とし、他球団が懸念を示す可能性を指摘した。

投打の二刀流だけでなく、契約内容でも唯一無二の方法を選択した大谷。14日(日本時間15日)にも開催される予定の入団会見で、契約内容についても自身の口で語られるか注目される。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e5f167307af1beaf1bb7425d4fdfa459fc2da524

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