【日本大学】「怒号飛び交う」事件後初の日大アメフト部員向け説明会の音源入手 廃部の方針説明に部員「もう一度チームにチャンスを…」
【日本大学】「怒号飛び交う」事件後初の日大アメフト部員向け説明会の音源入手 廃部の方針説明に部員「もう一度チームにチャンスを…」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1701930122/
https://www.fnn.jp/articles/-/626521
12月6日午後7時ごろ、日本大学は薬物事件発覚後初めて、アメリカンフットボール部員と保護者らを対象にした説明会を開催しました。
大学側からは、年内での辞任が決まっている沢田康広副学長に競技スポーツ運営委員会メンバーの益子俊志スポーツ科学部長、そして中村敏英アメフト部監督らが出席。
めざまし8は、この説明会の音声を入手。2時間半にわたり行われた中では、現役選手たちの苦しい思いも語られました。
選手に対して語られた「廃部の方針」
沢田康広 副学長:
このような形でアメリカンフットボール部の皆さんと話をするのは、7月に文理学部で話をして以来、約半年。このような話をすることになって非常に残念。
このように切り出した沢田副学長。日大アメフト部廃止の方針を決めた理由については、次のように説明しました。
沢田康広 副学長:
大きく挙げると、3つ考えられるかと思う。一つは違法薬物事案において逮捕者を出した。それからもう一つは、アメリカンフットボール部フェニックスで発生したということで、大きな影響・社会的影響を生んでしまったということも大きな一つの理由。それからもう一つ、これは直接皆さんにというより大学側の問題。日本大学はアメリカンフットボール部をきちんと管理できなかった。マネジメントできなかったということが非常に大きな理由の一つ。
沢田康広 副学長:
この状況では、アメリカンフットボール部を存続させることはできないだろうと、一度リセットするしかないであろうというような結論に。
沢田副学長による廃部の方針についての説明を終えると、益子学部長からはこんな発言が出ました。
益子スポーツ科学部長:
意見あるやつはみんな言ってください。お願いしますじゃない。自分の考え、自分の意見を言ってください。それを全部メモして、理事長に直接僕は持って行きます。フェニックスどうしたい?みんなの思いを言ってください。僕はそのために、今日来たと思っています。
学部長の発言を受けた学生からは、今回の方針決定に対して次々と意見が出ました。
学生A:
まだ関与しているのに残っている人を、このチームから去ってもらうっていうことを第一にしなければ、前に進むことはできないなっていうのはすごく自覚しています。もう一度、このチームが再開できるチャンスを考えていただくことはできないでしょうか?お願いします。
学生B:
ルールの厳格化やチームの基盤作りについてしっかり考えてきました。そういう取り組みをしている人間が、この部には多くいるっていうことを分かってほしいですし、自分たちは必ずこのチームを良くさせる自信がありますし、復活させる自信もあります。
学生C:
日大フェニックスというのは本来、しっかりとした団体なんだよというのを世間の皆さんに伝えるためにも、しっかりと話し合って組織作りをしていければと思っております。ですので、いま一度、部の対応についてはお考えくだされば幸いです。
学生D:
真面目な学生がそういう処罰を受けるのはちょっと違うかなと思っていて、廃部処分というのを僕ら真面目な学生が受け入れさせられるのは、全く間違いなのではと思います。
学生たちから上がった、部の存続を願う声。そして中には、こんな意見も…。
学生E:
僕から言わせていただければ、日本大学フェニックスが報道されていた中で、部員よりも沢田副学長、あなたの方が行動について報道されたことが多いと思うんです。沢田副学長は責任を感じている思いはあると思うんですけど、行動になってないです。(益子)学部長が日本の宝、スポーツ選手の宝をつぶそうとしているんですよ。
強い口調で沢田副学長や益子学部長に意見を言う学生。すると沢田副学長は…。
沢田康広 副学長:
十分、分かった上で議論しているということぐらいは分かってほしいと思うのと、君が熱くなって話をするのはよく分かるけれども、少なくとも学部長に発言をするのにしては言葉遣いが誤っているのではないかと思います。
廃部を受け入れられないという思いは、監督からも上がりました。
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