松本人志の“訴訟取り下げ”報道で「#文春廃刊」がトレンドする「ネット世論の異様さ」
松本人志の“訴訟取り下げ”報道で「#文春廃刊」がトレンドする「ネット世論の異様さ」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1731377108/
そんな言葉がSNS上で一時トレンド入りした。
何かと言えば、『ダウンタウン』松本人志が一連の文春裁判の訴状を取り下げたことに対してだ。
11月8日、過去の女性トラブルを報じた週刊文春を発行する文藝春秋社と係争中だった松本が、突如訴状取り下げを発表。同日、代理人弁護士を通じて
《強制性の有無を直接に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました》
とした上で、訴えを取り下げた理由として
《裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたい》
と明かした。
原告代理人からお詫びを公表したい
問題となった会食については
《松本において、かつて女性らが参加する会合に出席しておりました》
と認めた。そして
《参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます》
と謝罪した。
一方の文春側は『文春オンライン』上で竹田聖編集長の名で声明を発表。訴状取り下げの舞台裏について
《原告代理人から、心を痛められた方々に対するお詫びを公表したいとの連絡があり、女性らと協議のうえ、被告として取下げに同意することにしました》
と明かした。
双方の文面を見た一部SNSユーザーは松本側に正当性があると捉え、冒頭の「文春廃刊」を拡散。トレンド入りした。おそらく“物的証拠なし”の部分をもって、性加害を否定し、“私たちの松ちゃんを傷つけた”とばかりに文春叩きに走ったのだろう。
解釈の仕方は人それぞれではあるが、これまでの松本側のトーンの変化を見れば、どちらに“分があった”かは一目瞭然だ。
昨年末に文春が一報を報じた際、松本は即座に法的措置を宣言。1月8日にXで
《事実無根なので闘いまーす》
とつづり、芸能活動を休止した。3月に文春を提訴した際には、
《自分の主張はかき消され受け入れられない不条理に、ただただ困惑し、悔しく悲しいです。世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです》
との文章を発表していた。
泥沼化する裁判に疲弊
裁判で松本側はAさん、Bさんの“人定”を文春側に求めた。一方でAさんに対し、代理人の田代政弘弁護士が探偵業者を使って周辺調査を行っていたことが明らかになった。矛盾するような行動は松本側の“迷走ぶり”を表すものだった。
その後、松本、文春側は水面下で和解協議を開始。
「夏前から交渉を開始したと聞いているが、Aさんらへの謝罪などで折り合わなかった。それが急転直下の訴訟取り下げ。我々も驚きました」(スポーツ紙記者)
振り上げた拳を下ろした松本は前出のコメントを発表。文春側が求めたAさんを念頭に置いた謝罪と世間への公表を受け入れた。それも文春側に松本サイドから連絡を入れてだ。
「双方の文面では金銭の授受がないことをことさら強調していますが、もともとAさんは金銭的補償を求めていません。松本さんが過去の素行を反省し、お詫びする。それだけを求めていました。本音を言えば、Aさんサイドは松本の《参加された女性の中で不快な思いをされたり、心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば……》という“仮定”の表現に納得はしていない。しかし、Aさんらも泥沼化する松本さんとの裁判に疲弊していたようです」(ワイドショー関係者)
訴訟の取り下げには文春サイドの了承が必要。松本側の申し出を突っぱねることもできたが、文春側はAさんら告発女性に配慮したようだ。
松本が所属する吉本興業は芸能活動再開を示唆するコメントを発表。すでに各局と具体的な話し合いを行っているという。
再びテレビに松本が現れた時、世間はどう反応するのだろうか――。