前阪神の高山 新潟入り決断 イースタンからNPBへ「まだプロ野球選手目指してやりたい」
前阪神の高山 新潟入り決断 イースタンからNPBへ「まだプロ野球選手目指してやりたい」
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1701726096/
https://www.daily.co.jp/tigers/2023/12/05/0017097734.shtml
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阪神から戦力外通告を受けた高山俊外野手(30)が、来季からイースタン・リーグに新規参入するオイシックス新潟アルビレックスBCに入団することが4日、分かった。今季は1軍出場なしに終わったが、11月の12球団合同トライアウトでは5打数2安打2四球1盗塁と存在感を発揮。2016年のセ・リーグ新人王が新天地で結果を残し、NPB返り咲きを目指す。
もう一度、NPBの舞台で輝くため、高山が決断を下した。新天地に選んだのは、オイシックス新潟アルビレックスBCだ。
「小さい頃から野球をやっていて、プロ野球選手を目指して、いったん戦力外という形になりましたけど、まだプロ野球選手(NPB)を目指してやりたい」
11月15日、12球団合同トライアウトに参加した後、素直な思いを明かしていた。過去には20年オフに広島を戦力外になった藤井が、21年に四国ILp・高知で圧倒的な成績を残してソフトバンクに入団。NPB復帰1年目にキャリアハイの成績を残した例がある。高山も来季からイースタン・リーグに新規参入する新潟で結果を残せば、短期間で返り咲く可能性はある。
虎の戦力外組では小林も同球団の入団が発表されており、山本と板山は中日へ。二保もテストを経てロッテ入団が決まった。北條は社会人野球の三菱重工West入りが内定し、渡辺雄は現役引退を発表。高山の去就に注目が集まっていた。
高山は15年度ドラフト1位で阪神に入団。1年目は134試合に出場し、打率・275、8本塁打、65打点を記録して新人王に輝いた。だが、2年目以降、成績は下降線。今季は春季キャンプで岡田監督から直接指導を受けるなど、再起を期待されていた。高山も「今年にかける気持ちは強かった」と不退転の覚悟で挑んだが、1軍出場なし。10月3日に阪神から戦力外通告を受け、8年間在籍したタテジマに別れを告げることになった。
それでも現役続行を諦めなかった。「自分の今、持っている力を出そう」と臨んだ12球団トライアウトでは1打席目に右中間二塁打をマーク。3打席目は右前打を放ち、二盗も決めた。「元気な姿、体はまだまだ動くということを見せられたのは良かったと思う」。守備でも外野全ポジションに就き、健在ぶりをアピールしていた。
今季は2軍暮らしが続く中でも、鳴尾浜でひたむきに汗を流してきた。「いろいろと向上、レベルアップはできたと思う」。泥くさく、最後までしがみつく。新潟の地から復活を期す。
◆高山 俊(たかやま・しゅん)1993年4月18日生まれ、30歳。千葉県出身。181センチ、87キロ。右投げ左打ち。外野手。背番号9。日大三から明大を経て、15年度ドラフト1位で阪神入団。プロ1年目の16年3月25日・中日戦(京セラドーム=開幕戦)で初出場初先発(1番・左翼)。新人王(16年=球団史上8人目)。
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