【ドラフト】慶大・清原 複数球団から駆け込み調査 父・和博氏に続くプロの舞台へ一筋の光
【ドラフト】慶大・清原 複数球団から駆け込み調査 父・和博氏に続くプロの舞台へ一筋の光
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1729719844/
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/10/24/kiji/20241024s00001728015000c.html
プロ志望届を提出している慶大・清原正吾内野手(22)について、ドラフト会議直前になって複数のプロ球団から野球部が問い合わせを受けていたことが23日、分かった。獲得の可能性を示すプロ球団からの調査書は届いていなかったが、西武、巨人などで歴代5位の525本塁打を放った父・和博氏(57)に続く、プロ入りの可能性が浮上した。
横浜市の慶大練習場右翼ネットには「練習ハ不可能ヲ可能ニス」と掲げられている。6年ぶりに慶大で野球を再開した清原。リーグ戦の出場、レギュラー獲り、4番になる…。不可能と思われたことを次々に成し遂げてきた。ここまでプロ球団からの調査書は届いてなかったが、ドラフト会議の直前になって複数の球団から慶大野球部に問い合わせが入った。ドラフト会議で新たな不可能を打ち破る可能性が浮上した。
1メートル86、90キロの体格を備える父と同じ右のスラッガー。今春リーグ戦で「4番・一塁」のレギュラーとなると、本塁打はゼロながら13試合で打率・269、7打点で一塁のベストナインを獲得した。6月には大学日本代表の候補選手となる東京六大学野球連盟の推薦選手20人の中に選出された。「絶対にホームランを打ちたい」と挑んだ今秋は打率・200ながらリーグ戦初本塁打を含む2本のアーチを架け、毎試合観戦を続ける父・和博氏も親孝行に涙した。
小3で野球を始めたが「大きな重圧があって(野球から)目を背けたくなった」と中学はバレーボール部、慶応(神奈川)ではアメフト部に所属。「両親を喜ばせたい」と猛練習で6年のブランクを克服した。だがプロは甘くない。指名の可能性は決して高いとはいえず、声がかかったとしても育成指名が有力とみられる。それでも堀井哲也監督は「偉大な父を持ちながら一人の野球人として評価される場に立てた。指名されなかったとしても頑張りが消えることはないし、今後の人生につながる」とその歩みを誇っていた。運命の日、ドラフトは清原のためにあるのか――。