【ヤクルト】村上宗隆が来オフに米移籍へ 「25歳ルール」満たせず今オフは断念
【ヤクルト】村上宗隆が来オフに米移籍へ 「25歳ルール」満たせず今オフは断念
転載元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1728169211/
https://www.nikkansports.com/baseball/news/202410050001817.html
<広島3-1ヤクルト>◇5日◇マツダスタジアム
ヤクルト村上宗隆内野手(24)が来オフにメジャー移籍を目指すことが5日、分かった。
今オフにも渡米の可能性はあったが、MLBの「25歳ルール」をクリア出来なかった。3冠王を獲得した22年オフの契約更改で球団から25年シーズン後のポスティング・システムでの移籍を容認され、同時に「25歳ルール」の条件次第で、今季終了後の移籍も認められていた。
「25歳ルール」は、25歳未満かプロ6年未満の海外選手とはマイナー契約しか結ぶことができないというもの。本来は中南米の若手選手の“青田買い”による契約金高騰を防止するために生まれた。MLBと大リーグ選手会が結んだ労使協定には「~の時点で25歳であればいい」とは厳密に明文化されていないという。村上は来年2月2日に25歳の誕生日を迎えるが、交渉や契約時点などで24歳の可能性もあり、今回は認められなかった。
とはいえ、今季中にも多くのメジャー球団が視察に訪れ、村上の人物像、家族情報などを照会するなど、注目度の高さは折り紙付き。来オフの米挑戦がまとまれば、球団には多額の譲渡金が入ることになる。育ててくれたヤクルトへ置き土産を残すことが、最大限の恩返しとなる。
既に米有数の代理人事務所「エクセル・スポーツ・マネジメント社」のケーシー・クロース氏と正式にエージェント契約を締結。同社は楽天田中将大や広島秋山翔吾のメジャー挑戦もサポート。MLB選手では現役時代のヤンキース・ジーター、WBC米国代表のゴールドシュミットらに加え、ゴルフのタイガー・ウッズ、歌手のテイラー・スウィフトら、ジャンルを問わずにサポートしてきた。
この日、広島戦との最終戦は3打数無安打。自打球の影響で途中交代し、試合中に病院へ向かった。傷だらけになりながら、143試合で全試合スタメン出場。33本塁打、86打点で打撃2冠を当確とした。25年も燕の、日本の4番として文句なしの結果と譲渡金を残し、26年に海を渡る。