ダルビッシュ有、野茂英雄に並ぶ日米通算201勝目　復帰２戦目で５回２失点、今季５勝目

日刊スポーツ
[2024年9月11日13時39分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202409110000464.html

＜マリナーズ3－7パドレス〉◇10日（日本時間11日）◇Tモバイルパーク

パドレスのダルビッシュ有投手（38）が野茂英雄に並ぶ日米通算201勝を挙げた。

マリナーズ戦に先発し、5回7安打2失点5奪三振と踏ん張り、勝利投手の権利を持って交代した。救援陣も逃げ切り、5月19日以来の今季5勝目。日米通算201勝目となり、レジェンド野茂に並んだ。歴代1位は広島、ドジャース、ヤンキースでプレーした黒田博樹の203勝。

立ち上がりの初回、2死からローリーに30号ソロ本塁打を浴びて1点を先制された。2回にも先頭のレイリーに19号ソロ本塁打を喫し、2点目を失った。

打線が3－2と逆転した3回は連打で無死一、二塁とピンチを背負ったが、2番以下を、見逃し三振、左飛、見逃し三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

4回は12球、5回は2三振を奪うなど無失点に抑えた。

打線が2点を追加し、5－2とリードを広げた後、マウンドを救援陣に託した。球数は63球。防御率は3・52。

負傷者リスト（IL）から復帰した4日のタイガース戦では、3回途中3失点、63球で降板。勝敗はつかなかった。

▽パドレスのシルト監督（ダルビッシュについて）「何度かピンチを背負ったが、（無死一、二塁を切り抜けた）3回が大きかった。彼はいい仕事をしてくれた。日本と米国の通算で201勝を挙げて、野茂さんの2位に並んだことを祝福したい」

★＝現役選手

1位　黒田博樹　203勝（日124＋米79）
2位　ダルビッシュ有　201勝（日93＋米108）★
2位　野茂英雄　201勝（日78＋米123）
4位　田中将大　197勝（日119＋米78）★
5位　石井一久　182勝（日143＋米39）
6位タイ　松坂大輔　170勝（日114＋米56）
6位タイ　岩隈久志　170勝（日107＋米63）
8位　前田健太　165勝（日97＋米68）★
9位　和田毅　164勝（日160＋米5）★
10位　上原浩治　134勝（日112＋米22）