槙原寛己氏　9歳の巨人・井上のキャッチボール見て“予言”「この子は巨人にもらいます」

槙原寛己氏　9歳の巨人・井上のキャッチボール見て“予言”「この子は巨人にもらいます」

　巨人のユニホームを着ての地元での登板は運命の導きでもあった。2010年に同球場は大規模改修。同年7月8日にはリニューアルセレモニーが行われ、槙原寛己氏（スポニチ本紙評論家）と黒木知宏氏（現ロッテ投手コーチ）の野球教室が開催された。

　当時9歳の井上も参加。父・典之さん（50）によるとキャッチボールを見た槙原氏に「この子は巨人にもらいます」と言われたという。当時は「ジャイアンツに入れるってよ。本当になればいいな」と家族で笑い合っていたが「まさか本当に入団して、しかもここで先発するなんて…」と感慨を込める。

　“予言”していた槙原氏は「ハッキリとは覚えていないが」と苦笑いを浮かべつつ「その時はきっといい投げ方をしている少年だと思って“巨人に…”というような言い方をしたのだと思う」と述懐。「プロに入ったときから理想に近いフォームで投げている。もっと勝てる投手。ローテーションを任せられる左のエースになってほしい」とさらなる飛躍を期待する。当時から光るものを見せていた井上が、故郷でさらに輝きを放った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/281cf2ed3486b53fb5e414fcbb082a65359dce12