【悲報】立憲・枝野氏「衆議院比例代表の削減はほぼ痛みの伴わない、身を切ることになりにくい提案です」
【悲報】立憲・枝野氏「衆議院比例代表の削減はほぼ痛みの伴わない、身を切ることになりにくい提案です」
立憲民主党の枝野幸男元代表が、維新が掲げる「衆院比例代表削減案」について苦言を呈した。
枝野氏はX(旧ツイッター)で、
「比例代表の削減は小政党や若手に大きな影響を与える。
比較的大きな政党の幹部にとってはほぼ痛みが伴わず、身を切る改革とは言えない」と指摘。さらに「『身を切る改革』という言葉そのものが時代遅れで胡散臭い」と断じ、
「本当に痛いのは企業・団体献金の禁止。そちらをこそ議論すべきだ」と強調した。
■要約
・枝野氏、維新の「比例削減」を“身を切らない改革”と批判。
・削減の影響は「小党・若手」に偏ると指摘。
・「身を切る改革は時代遅れ」「本当に痛いのは企業献金禁止」と主張。
・自民・維新の連立ムードに対し、野党再編の危機感もにじむ。
■解説
維新の“定数削減”が政治改革の象徴として注目される中、
枝野氏の発言は「民主主義の質」を守る立場からの警鐘でもある。
比例枠の縮小は確かに小政党を淘汰する効果を持つが、
それは同時に多様な民意を削ぐ構造でもある。
一方で、枝野氏が批判する「企業・団体献金問題」は、
維新も含め与野党が踏み込み切れない“聖域”となっており、
政治改革を語る上で避けて通れない課題だ。
“身を切る”という言葉が空洞化していくなか、
政治家たちが何を「守り」「削る」のか――国民の目はそこに向かっている。






