市民集会「ミサイル1発5億円!うるま市学校給食費4億円!」ネット「学校給食が敵艦を撃墜してくれるの?」
市民集会「ミサイル1発5億円!うるま市学校給食費4億円!」ネット「学校給食が敵艦を撃墜してくれるの?」
自衛隊の統合演習が20日から全国で始まるのを前に、
沖縄県うるま市では19日、市民団体が抗議集会を開き中止を求めた。抗議を行ったのは「ミサイル配備から命を守るうるま市民の会」で、
約80人が陸上自衛隊勝連分屯地前に集まり「演習反対」と声を上げた。防衛省によると今回の統合演習は過去最大規模で、
約5万2000人の自衛隊員のほか米軍、豪軍も参加。
目的は「統合運用能力の向上」で、
沖縄県内ではミサイル防衛訓練や日米共同の指揮所訓練が行われるという。さらに、中城湾港や石垣港といった民間施設を使った
物資輸送訓練も予定されている。
集会参加者は現地の自衛官に要請書を手渡し、演習の中止を求めた。
統合演習は31日まで続く見通し。
・自衛隊の統合演習に先立ち、うるま市で反対集会。
・約80人が参加し、演習中止を求める要請書を提出。
・演習は日米豪あわせて約5万2千人が参加、過去最大規模。
・沖縄ではミサイル防衛訓練や物資輸送訓練も実施予定。
南西諸島の防衛強化が進む中、地元住民との温度差は依然として大きい。
「命を守る」という市民側の主張と、「抑止力強化」を掲げる政府方針――
その溝は、基地と共存を強いられてきた沖縄特有の歴史と感情に根ざしている。
一方で、民間港を利用した輸送訓練は、
有事対応と災害時支援の両面を意識した現実的シナリオでもある。
抗議の声が上がるほど、国防と地域共存のバランスを問う視線が鋭くなる。
【動画】“日米豪” 5万2千人が参加の「自衛隊統合演習」に抗議(YouTube)
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