【速報】公明党斉藤代表「議員定数削減を特定の政党間だけで決めるのは極めて乱暴」もう遅い
【速報】公明党斉藤代表「議員定数削減を特定の政党間だけで決めるのは極めて乱暴」もう遅い
公明党の斉藤鉄夫代表が、自身のX(旧ツイッター)で「議員定数削減」への立場を表明した。
維新が連立協議の条件として掲げる「比例区50削減案」について、斉藤氏は明確に懸念を示している。「定数削減の議論には反対しません。しかし、比例を減らすなら小選挙区も同時に減らすべきです。
『身を切る改革』は結構ですが、『民意を切る』ことがあってはなりません」さらに、比例区のみ削減する案について「民意の多様化に逆行しており、民主主義の理念を無視している」と批判。
「比例復活制度の廃止とは別問題であり、定数削減と切り離して議論すべき」と強調した。最後に、「今最優先で取り組むべきは定数削減ではなく、政治とカネの問題の是正だ」として、
企業・団体献金の規制強化を求めた。
・斉藤公明代表が「比例区のみ削減」に異議、民意の切り捨てを懸念。
・定数削減よりも「政治とカネ」の改革を優先すべきと主張。
・自民との連立解消後も、政治倫理の立て直しを最重要課題に位置づけ。
維新が掲げる「定数1割削減」は世論受けは良いが、比例削減だけに偏れば、
小政党や新人の参入機会を奪い、結果的に政治の多様性を損なう。
斉藤氏の発言は、単なる抵抗ではなく、制度設計の原点を問うものだ。
公明党が自民と距離を置いた背景には、数合わせよりも理念の整合性を重視する姿勢がある。
「身を切る改革」が“民意を切る政治”に変わるなら、改革の名のもとに民主主義が痩せる。
その危うさを、斉藤氏はあえて指摘している。
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