共産党「国会議員の比例定数削減反対!医療費削減や軍拡に突き進みかねない!」
共産党「国会議員の比例定数削減反対!医療費削減や軍拡に突き進みかねない!」
自民党と日本維新の会が進める「国会議員の比例定数削減」に対し、
日本共産党が反対の立場を明確にし、署名活動を開始した。共産党は19日、「比例定数削減反対の請願署名」を作成したと発表。
署名用紙は日本共産党中央委員会の公式サイトからダウンロード可能で、
各地での対話や宣伝活動に活用を呼びかけている。共産党は、自民・維新が推進する議員定数削減について、
「民意の多様性を切り捨てる暴挙」だと批判。
政治改革を名目に“少数政党の排除”を狙う動きだとして警戒感を強めている。
■要約
・共産党が「比例定数削減反対」署名運動を開始。
・自民・維新の削減案を「民意の切り捨て」と批判。
・党サイトでPDF署名用紙を公開し、全国展開へ。
■解説
維新が掲げる「国会議員1割削減」は国民受けが良いが、比例削減は小政党には死活問題。
共産党が真っ先に反発したのは、自党の議席基盤が比例代表に大きく依存しているためだ。
政治とカネの問題から始まった“政治改革”が、いつしか「数合わせ」と「議席整理」に
すり替わっている現実もある。比例削減が進めば、思想的少数派の声はさらに届きにくくなる。
その一方で、有権者の間には「国会議員を減らせ」という単純な賛同も根強く、
“改革の正義”をどこに置くかが問われる局面に入った。
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