【速報】自民党、維新が実現を求める議員定数削減を受け入れる方向で最終調整
【速報】自民党、維新が実現を求める議員定数削減を受け入れる方向で最終調整
自民党は、日本維新の会との連立協議において、維新が掲げる「国会議員の定数1割削減」を受け入れる方向で最終調整に入った。
双方は20日までの合意を目指して協議を続ける見通し。高市総裁は党内幹部と協議し、容認方針を確認した。
維新側は当初「副首都構想」と「社会保障改革」を連立の絶対条件としていたが、
16日夜以降は「定数削減こそ政治改革の本質」と主張を転換。自民との温度差が大きい企業・団体献金廃止よりも優先度を高めている。
政策協議が合意すれば、維新は首相指名選挙で高市氏に投票する方針。
■要約
自民と維新の連立交渉は、「議員定数削減」で一気に前進。
維新が求める“1割カット”を自民が受け入れる姿勢を示し、協議は最終段階へ。
維新の要求は企業献金問題から「身を切る改革」へと軸足を移し、連立成立が現実味を帯びてきた。
■解説
維新が掲げる「定数削減」は有権者受けの良いスローガンだが、
実際には中小政党の発言力を削ぐ“選別改革”でもある。
公明との関係悪化を承知でこのカードを切ったのは、維新が次期政権の主導権を握るための賭けに出た形。
高市総裁にとっても、改革派イメージを補強する格好の材料となり、両者の思惑は一致している。
ただ、定数削減の詳細設計次第では、国会勢力図そのものを変える可能性をはらむ。
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