【速報】訪日ビザ手数料、日本だけ時代遅れの1978年格安で放置していたことが判明 10倍近くまで値上げへ
【速報】訪日ビザ手数料、日本だけ時代遅れの1978年格安で放置していたことが判明 10倍近くまで値上げへ
政府は訪日外国人向けのビザ発給手数料を「欧米並み」に引き上げる方向で検討に入った。
現行ではシングルビザでおおむね3,000円だが、先進国では1万円前後が一般的。
インバウンド需要の拡大を背景に、観光目的の短期ビザを中心に見直す方針だ。
外務省や観光庁が年内にも調整を進め、2026年度にも実施される可能性があるという。
■要約
政府は訪日ビザの発給手数料を引き上げ、「欧米並み()」の水準にそろえる検討を開始。
観光・商用ビザを中心に対象を見直し、インバウンド収益の適正化と手続きコストの反映を狙う。
訪日客の急増で需要が安定した今、低廉な料金設定を見直すことで制度の持続性を高めたい考え。
外交・留学ビザなどは据え置きの方向。
■解説
日本のビザ手数料は先進国の中で長らく安く、観光需要拡大を支える要因でもあった。
しかし円安と訪日客の爆発的増加で、行政コストの上昇が課題となっている。
値上げは一見「入国のハードル」を高めるように見えるが、
実際には富裕層観光客や長期滞在者を重視する方向転換の一環とも言える。
観光立国から“質重視”のステージへ移る試金石になりそうだ。
出典:
日本経済新聞
日本経済新聞
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