【速報】抗生物質、手術以外は原則保険適用外に インフルエンザやコロナ風邪などでの処方乱用が相次いだため
【速報】抗生物質、手術以外は原則保険適用外に インフルエンザやコロナ風邪などでの処方乱用が相次いだため
風邪への抗菌薬投与「算定不可」に 支払基金と国保が統一方針
日刊薬業によると、支払基金と国民健康保険団体連合会は、風邪などウイルス性疾患に抗菌薬を処方した場合、原則として診療報酬を算定しない方針を示した。抗菌薬の乱用による耐性菌拡大が国際的課題となる中、医療現場への強い抑制策となる。
これまで一部では風邪症状に抗菌薬が投与されるケースがあり、患者側も「薬をもらわないと不安」と望む傾向があった。しかし専門家は効果がなく、かえって副作用や耐性菌リスクを招くと警告してきた。今回の決定で、医師が不要な抗菌薬を処方しても診療報酬が請求できなくなるため、運用の徹底が期待される。
ネットの反応
「ようやく常識が制度化された。風邪に抗菌薬は意味がない」
「患者が薬を欲しがるから処方する慣習、これで終わりにしてほしい」
「でも現場は説明に時間を取られて大変になりそう」解説
抗菌薬の適正使用は世界的に求められており、日本も遅ればせながら制度で強く縛る段階に入った。患者の意識改革が進まなければ「薬を出さない医師=不親切」との誤解も残るだろう。制度と教育を並行して進めることが、真の抗菌薬対策につながる。国際社会からの要請に応えるだけでなく、国内医療の信頼性を高める一歩になる。■応援クリック感謝




